2016コート祭 《再仮縫い~地のし》
再製図・再仮縫いをしました。
袖をラグランからキモノスリーブの製図に直してみたら、
必然的にほしいフレアが入ったので、
パターンを切り開かずに済みました。
シーチング幅の関係で、背中心が接いでありますが、
本番では “ワ” です。
シルエットはいい感じ。
本番の生地でも美しいラインが出ますように。
袖丈を長くしてちょうどよくなりましたが、
フード衿は大きくしすぎたみたい。
お腹の辺りの長方形は、手出し口ではなく
箱ポケット。
ボタンは上はループ留め、
下は二つボタンにしていますが、
かなりカジュアル感が増すような気がするので、
一つだけにするかも。
玉縁にするか、ループ留めにするか、
生地を裁断しながら考えます。
本当だったら着物も着て仮縫いしたほうがいいところですが、
そこは自分のなので省略~
衿ぐりは、前端でもう1㎝くらい下げて、
フード衿は最初よりは大きく、
でもこれよりは小さくします。
地のしは、全体に霧を吹いて
一晩ビニール袋に入れておき、アイロン。
洋裁でも和裁でも、地のしを丁寧にすることで
作業がしやすく、キレイな仕上がりになるので、
面倒がらずにやりましょう。
幅140cm、長さは4m用意してあります。
いよいよ裁断です。